WORK SCENERY
Made with Love
梅の収穫後から花が咲くまでに木の手入れをこまめに行います。2月下旬になると梅の木が白く綺麗な花を咲かせます。ミツバチなどの色々な虫たちが花に誘われて受粉を助けてくれます。
01. Flowers bloom
花が散ると、虫たちの受粉のおかげで梅の木は小さな実を付け、だんだんと膨らみ始めます。梅の実が大きく美味しく育つように、有機肥料を使用し土に力をつけます。
02. Bear fruit
6月になり梅雨に入ると、梅の実は雨の恵みを受け膨らみを増し、丸々とした大きな青い梅に育ちます。このコロッとしたフォルムが可愛らしいですね。この頃から市場への出荷が始まり、お客様のお手元に届き始めます。
03. Harvest
さらに時間を経て黄色く完熟し、日光に当たったところは紅色に染まります。梅干しにはこの完熟した梅を使います。傷のない綺麗な梅をお客様にお届けするために、一粒一粒大切に手でもいで収穫する事にこだわっています。
04. Harvest (2nd)
収穫したら、完熟した梅をよりフルーティーに、身を柔らかくするために追熟させます。その後、選果機を使って大きさ毎に選別します。木の花園では、2L以下の大きさの梅は「完熟梅」として出荷し、3L以上の大粒の梅は梅干しに使っております。
05. Sort by size
選果を終えたら、いよいよ木の花園こだわりの塩を使って漬け込む工程に入ります。先代から受け継いだ手法で、通常より少ない8%の塩で漬け込みます。さらに、梅本来の旨味を残すため塩抜きは行っていません。
06. Pickle in salt
完熟した梅は塩漬けすると、皮が薄くてとても破れやすいです。破れないようにすくい上げて、一つずつ丁寧に並べ天日に干します。黄色味を帯びていた塩漬けした梅は、太陽の光を浴びて桃色を帯びた色に変わります。ふっくらとして果肉も皮も柔らかです。
07. Dry in the sun
太陽の光をたくさん浴びた梅に自家栽培のしそで色付けをします。しその天然の色素により薄い桃色だった梅干しは美しい紅色に変わります。
08. Pickle in Shiso
再び天日干しした後、一つずつ品質を確認しながら丁寧に手作業で袋詰めを行います。こうして出来上がった木の花園の梅干しには、私たちのたくさんのこだわりと想いが詰まっております。是非じっくりと味わってお楽しみください。